真実
人には言えない悩みや闇なんて誰にでもあると思う。
ちゃんとした文字で残しておこうと思って久しぶりにブログを開いた。
今から書くことは友人はおろか家族にも言ってないこと。
「痩せてていいね」「太らなくて羨ましい」
人からよく言われる。
わたしは食べても太らない身体で生まれてきた。
マルファン症候群 遺伝性の疾患、母親も同じ病気(検査はわたししかしていない)母親は知らない この病気の人は色々なタイプがいてわたしは前胸部が凹んでいる。腕も身長より長いのが特徴。そして高身長でガリガリ。米津玄師さんも同じ病気らしい。
ハードゲイナー(栄養を吸収しにくい)アスリート並みの食事量をとらないと太れない
今年で24歳になるけどBMI 16超えたことがない。今も1年に1回は検査しに行く。
職質で見た目だけでシャブやってるか間違われたことがある。
だからなんだと言う話なのかもしれない。
中学の頃までは何とも思わなかった。なぜなら「痩せていること」がいいことだとされているから。今もそれがあると思う。「痩せたら可愛くなれる」ある意味最悪なパワーワード。
最近見る夢、昔仲がとてもよかった女の子がいてその子がわたしのガリガリの体になりたくて食べ物を食べなくなったり吐いたり捨てたりするようになった。最終的に死にかけその子のお父さんにDMで「お前のせいだ」と送られ続ける。参ったわたしがその子の家に謝りに行ったら暴力を振るわれる夢。
これはDMが送られてきたところまでは本当のことである。全身の自撮りを載せるたびにフォロワーがこれになりたいと言って拒食症や摂食障害になっていった。
「化け物並みのスタイル」この言葉永遠に忘れることはないと思う。
耐えられなかったわたしは逃げるようにアカウントを消した。
小さい頃からわたしはみんなと何か違うと思って生きてきた。
ちゃんと食べているのに人よりも痩せている。
インスタグラマーのモデルや韓国の歌手は自分みたいな人なのだろうかと思って調べたりしたけどこの人たちは食べてないだけだった。
友達に一緒にいたくないと言われてなんで?と聞いたら理由が足が細いからだと言うしょうもない理由。自分から太れない、病気なんて言えるはずがなかった。
わたしは化け物ですか?とお医者さんに聞いた。
「あなたは神様に選ばれたのです。誇りに思いなさい。」と言われた。
わたしは人殺しかけた化け物なのに。ずっとこの体が大嫌いだった。
こんな思いをするなら花や草に生まれたかった。誰かと入れ替われたらどんなに楽だろう。
でもわたしはわたしでしかない。
太る努力はした。
1日に5食無理矢理でも食べた。もちろん食べた物はお腹に溜まる。しかし、その時だけは太った気になるが寝て起きて排便したら元通り。無限ループ。
上手く自分と向き合うことは正直難しい。これは治るものではないから。
だけど自分の中の歪んだ認知なら治せると思ったのでTwitterをまずやめた。
Twitterをやめたのは昨年からなのですがね。
そして自然を見るようにしている。ぶっちゃけ最高。鳥、動物、花、虫全て最高。
だけどもし許されるなら花に生まれ変わりたいな。
墓場まで持っていきたいところだったけどこの自粛期間中思うことがハエみたいに湧いて出てきて壊れそうになったので文字にしました。
読んで不快に思った方がいたらすみません。